施設見学会(令和4年度)
県政モニターの皆さんに、県の施設や事業等の見学・体験を通して県政に対する理解と関心をさらに高めていただき、ご意見やご要望をお聴きする「県政モニター施設見学会」を実施しています。
令和4年度は次のコースで実施しました。
開催日:令和4年12月7日(水曜日)
参加者:17名
テーマ:とやまのNEWスポット
見学先
- 富山駅付近連続立体交差事業
- 富山県防災危機管理センター
- 富山県スマート農業普及センター
(1)富山駅付近連続立体交差事業

連続立体交差事業であいの風とやま鉄道線、JR高山本線、富山地方鉄道本線を高架化することにより、道路の新設や拡幅、路面電車の南北接続など南北一体となったまちづくりを推進します。
また、連続立体交差事業に併せて駅周辺整備を行うことで、県都にふさわしい魅力ある都市づくりを行います。
今回は、富山地方鉄道本線の高架化工事に向けた整備の進捗状況、今後の予定をお聞きし、電鉄富山駅のホームの工事状況を見学しました。

参加者の感想
- 連続立体交差事業が完成すると富山駅周辺の立体的な往来が楽になると云う事がよく判りました。
- ここまでの事業にいたった経緯や苦労がよくわかりました。長期にわたる事業のため世の中の状況の変化に左右される(例えば資材の高騰やSDGSの積極的な推進など)ことが多いだろうと思います。県民の意識の変化はそんなに早く追い付いてこられません。そして急速に進化するデジタル化に、幅広い全ての年齢層が満足できるよう柔軟な対応が今後大変だろうと思いました。
- 来県者の人口が活性化するのが楽しみ。富山県をもっとアピールする仕掛けをたくさん造ってほしい。
(2)富山県防災危機管理センター

県民の生命・身体・財産を守るべく、災害等の非常時に迅速かつ的確に対応できるよう、常設の災害対策本部室や防災関係機関が活動する受援のためのスペースを備えた、本県の防災、危機管理の中枢機能を有する拠点施設です。
当日は、4階オペレーションルーム(災害対策本部室)や5階大会議室(災害対策本部員会議室)等を見学しました。

参加者の感想
- TVで完成したニュースを見ていたので興味がありましたが、とてもきれいに建築されたなと感じました。使われないに越したことはないが、備えをしっかりとしていってほしい。
- 防災に対する配慮や富山県を意識した建物建築・働き方改革を意識した保育園など、随所に工夫がみられまた、ヘリポートから見える風景などは素晴らしいものでした。貸会議室などの有効活用により、県民にこの建物の存在を、どんどんアピールできたらいいですね。
- まずは素晴らしい建物にびっくりです。災害(あってほしくないですが)時に有効にその力が発揮できたらいいです。ハード面もそうですがソフト面も大切ですね。
- この機会のおかげで存在を知りました。せっかくの素晴らしい県民の資産なので認知度向上の取組みを希望します。
(3)富山県スマート農業普及センター

スマート農業を推進するためスマート農機の展示スペースやトラクタの運転ができるシミュレータ、100名規模の研修室を設けた他、約6haの敷地内には、スマート農機の体験エリアやトラクタの講習コース等を備えています。
当日はスマート農機の見学とドローンシミュレータを体験しました。
参加者の感想
- スマート農業の見学、シミュレータを体験でき、良い経験ができたと思います。人手不足対策に活用されていけば良いと思いました。
- 私の住んでいる土地柄、ドローン活用の農業には以前より興味がありましたが、この見学会を通して現実感がわきました。ただ操作のシミュレーションは私的には多少困難でした。テレビゲームなどと共に生きてこられた若い世代の方々にはとっかかりやすいですね。自動操作の農業機械の進歩も今後の農業発展に期待大です。
- 82才になって、びっくりぽんです。実にすばらしい農業「くわ」を持って耕す時代はなくなった。又、ドローンを使い農業に貢献するのは実にすばらしい時代ですね。
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